再現度95%

26日の阪神甲子園球場。(24日に雨天ノーゲームとなった試合の代替)

  • 空席の目立つスタンド。
  • 勝てるオーラが感じられないユニフォーム。
  • まったく打てそうにない打線。
  • 1点リードぐらいじゃ全く安心できないチーム状態。
  • 打てそうにない相手(成瀬)に対して、やる気ゼロとしか思えない采配。
  • フライを落として負けをアシストするキャッチャー。
  • そして今岡。

これこそが、暗黒時代の阪神(特に1997年~2001年頃に近い)そのもの。
当時は考えられなかった、大きいのがそこそこ期待できる金本さんや、新井さんもいるし、暗黒時代も経験している藤川は、打たれたものの明らかに投球内容は覚醒後の姿なので、完全に再現してるとは言い難いのだが、曲がりなりにも去年、終盤以外は独走状態で首位に立てるほど普通に強くなった今の阪神で、ここまであの暗黒時代の試合内容が再現できたのはすごい事だと思う。これでメンチがまだスタメンで使ってもらえていたら再現度は100%に近かった。

今年は去年に比べれば明らかに弱いが、まだ暗黒時代の比ではない。下手に望みを持たせる要素がまだある。
が、この状態を受け入れられるかが、2003年以降の常勝の阪神しか知らないような、歴の浅いファンの課題。
ここでファンを辞めるか、続けられるかで、本当に阪神が好きなのかどうかがハッキリする。

別に望まなくても、今年はこんな試合内容が山ほど出てくるんじゃないかと個人的には予想。
真弓さんが、それまでのイメージだったキリッとした男前から、単なるどこか抜けたオッサンに見えつつある。
でも、個人的に歴代阪神の選手で一番好きな和田さん(和田豊)がそうなってしまう姿は見たくない・・・。