オールドビスケッツ

気がつくと、残り約100日で運営日数が4000日に到達する「BASELESS PAGE.」(2009/9/5達成予定)。
ついでに、それからおよそ3週間後には開設11周年を迎える。もうここまで来ると、何の特別さも感じられない。
「あ、そうでっか。そりゃどうも。」てな感じで、無味乾燥もいいとこ。「10000アクセス達成するのはいつの日か」とワクワクしていた頃が本当に懐かしい。(10000アクセスは、これによると、1999年4月18日に達成)

「個人サイトを運営しよう」という決意を持つ要因は、サイト運営に対する興味があるか、現実世界で特に楽しい事が見つからないかのどっちかであるケースがほとんどだろうし、普通ならそれも長くて1~2年ぐらいで飽きる。

悲しいかな、自分の場合はサイトを開設した高校二年の17歳の頃から大学を卒業する22歳まで、両者とも当てはまってしまう時期が続いた事で中途半端にサイトも発展してしまっただけでなく、働き出してからもこれといって熱中できる事も見つけられなかったため、10年以上もサイト運営を続けてしまい、それなりの更新頻度を保つ事になってしまった。そういった足跡は“哀れ”だと観られて当然で、決して賞賛されるべき功績などではない。悪く言えば“売れ残り”なのだと思う。

今年度に入り、ようやくそれに対する突破口が明確に開き、現在は現実生活も相当に充実しているが、それまでの10年という期間はあまりに長く、曲がりなりにもサイトに愛着も沸いてしまっているため、社会人生活の数年を経て「しょうがないから続ける」といった状態まで持って来る事ができたものの、モチベーションをそれ以下のレベルに落とす決断をいつするのか、現状では判断がつかない。

興った土地を、いかに地味な形で自然に還す事ができるか。それが、個人サイト管理人の最後にして最大の課題。