トラウマ解消

パワプロ2024-2025が発表された。
パワプロは今年で発売30年経つが、うちのサイトは開店休業に近い状態ながら、今年9月で開設から26年になる。開設時点では4年間のブランクがあったので「4年の内の1年」と随分と後追い感があったが、今となっては「30年の内の26年」なので、「ほとんどタメでいいよね~」みたいな感じに思えなくもない。何書いてるかよくわからないが、今作もちゃんとやる事はやる。気力があれば長年温めているプラスアルファもやりたい。

それは置いといて、もはや古い話だが、昨年は阪神が日本一になった。
30年来の阪神ファンであり、昨年は仕事が大して忙しくもなかったのに、なぜこの話題を避けていたかというと、過去のトラウマが回避されたという確証が得られるまで述べたくても述べられなかったから、である。

過去さんざん述べたが、人生で過去に阪神が優勝したり日本一になったりした年は、必ずと言って良いほど災難に見舞われた。

【1985年(4歳):優勝・日本一】携帯用の折りたたみ椅子に何かの弾みで唇を挟んでしまい、1針縫うほどの大けが。

【2003年(22歳):優勝・日本S敗退】就職氷河期最終年+自身の堕落生活のせいで大学卒業と就職危機に陥る。最終的には卒業も就職もできたが、綱渡りのような年だった。

【2005年(24歳):優勝・日本S敗退】就職先は自分のスキルとはまるで合わない職場に無理矢理飛び込んだ事と、待遇の悪さ、休日の少なさに耐えきれず1年足らずで退職。次の就職先がない状態で勢いで退職したので、2ヶ月間も無給で転職先を探すハメに。(最終的に就職先は見つかり、19年経った現在も同じ会社に勤務している)

これ以外にも修羅場になった年はあったのだが、自分が生まれて以降に阪神が優勝した年は必ず何かしらの災難事が起きていた(今振り返れば自業自得な部分もあるが)ので、昨年の阪神の快進撃には正直恐れ慄いていた。

またタイミングの悪い事に、昨年は齢41にして運転免許を取った年でもあったので、阪神がこのまま優勝したりなんかしたら「その内車の運転で事故を起こしちゃうんだろうなぁ」「仕事でまた面倒ごとに巻き込まれちゃうんだろうなぁ」と、勝手に思ってしまっていた。そのために優勝しても心から喜べず、どうせ日本シリーズはボロ負けだろう、と思ってたら7戦目までもつれ、それでも「2003年みたいに負けるんだろうなぁ」と思ってたら勝ってしまったものだから、さらにトラウマに対する恐怖心が大きくなった。

それもあり、直近で一番トラブルが発生し得る可能性が高かろう車の運転には極力気を付け、仕事も負荷が低いながらも手を抜かず、トラウマに対する「あがき」をした。どうせ、また何か災難降りかかるんだろ?と、阪神日本一達成以降は、生活そのものを疑って掛かって過ごした感が否めない。

が、結局2023年12月31日23時59分59秒まで個人的には「災難」と感じる出来事は何も起きなかった。ついに、阪神が優勝・日本一になった年に、自分には何も辛い事は無かった「実績」が出来たのである。

今年は優勝できるかどうか分からないが、もし今年阪神が優勝してくれたら、今回は素直に喜ぶ事が出来るのではないか、と思う。