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今勤めている会社は金曜日は私服でも良い。(営業訪問がある人はもちろん別)
まだ自分の年齢ほどだと、私服で歩いてたら学生かフリーターかと思われてしまう。
年度初めの週末で、しかも梅田となると新社会人の飲み会明け集団が至る所にできている。
その集団が自分の事を「けっ、学生が」「学生か、いいなぁ・・・」という感じの目で見てくる。

ただ、学生時代は両親がいた小学生時代を除いて基本は孤独と貧乏との戦いである。
だから、時間がたくさんあるという点以外にあんまり学生時代に魅力を感じない。
行動範囲も限られているし、金もない。将来の進路への不安も常に胸につっかえている。
そんな中、時間はある。そんな中で一番有効に時間を使えるのは、勉強する事だという辛い現実。
その現実からいかに逃避できるか、精算からいかに目を逸らして一日を楽しく過ごすかに掛かっていた。
それから考えれば、今は自分の好きなジャンルの仕事を頑張る事が一番プラスになるのだから、
学生時代からすれば気分的にも遥かに楽。仕事すりゃそれで良い。逆に気が楽だったりする。