非常識ボケ

満員電車で殆どの人が「今日も仕事か・・・」「しんど・・・」「ねむ・・・」とか思いながらも黙って乗ってる中で、普通の音量で遠慮なく喋れる人間が存在がする意味が分からない。

大抵はオバハンが多い。その次の多いのが学生。その次が先輩社員+若手社員の組み合わせ。学生の場合は個人的に「いいんだよ?」と、夜回り先生の感じで流す事にしているが、それ以外は殴ったろかと思うぐらい腹が立つ。

電車といえど「走る密室」みたいなもんだし、何よりラッシュ時なら人と人の距離も近いんだから、携帯にしろ自分の声にしろ、特に自分の発する『音』に関して、普段よりマナー意識を上げて当然なんじゃないかと思う。他人にしたら「何でお前のそんなんを、こっちは黙って聞かされんとアカンねん!」というのが共通意見なはず。それが別に気にならないという人間は、良い意味で言えば心が広いのかもしれないが、普通に言えば当事者以下の意識レベルの存在であると言わざるを得ない。他人のそういう無意識な行動が気にならないという事は、自分が起こしてる無意識な行動にも気がついてない可能性が高い。本当はイラっと来るほどのもんでもないけど、無理してでもイラっと来る事が「非常識ボケ」防止に繋がる。

老人が歳を取ってなる「経年ボケ」。本気で物事を知らない「天然ボケ」。
これに続く“第3のボケ”こそ、自分のマナー違反行為が分からない「非常識ボケ」ではないだろうか。