警報アラーム

時計を見ると午前2時。前なら「まだまだ時間ありまくりやん!ぎゃははは」だったが、
今は「うわ、あと6時間もしたら会社やん・・・。ていうかたった6時間!? 早よ寝んと!」。

ダラ系大学生の基本はサボる事。サボる事こそ美学であるとさえ言う者はさすがにいないだろうが、
やはり極力授業は出ずに単位をゲットできる方法を常に考えながら大学生として生きている者は多い。
自分も例に漏れず、あの頃の自分にとって「午前2時」というのは夕方に近い感覚。正直逸脱していた。
世間的に午前2時というのは寝静まっている時間。普通に遊んでる事自体が普通ではない時間。
そんな異常を今になってやっと自覚できるようになった自分は、それだけおかしかった。アホだった。
同時に、そんな時間も遊びに回さねば満足できないほど、一人暮らしの楽しさを感じていた証拠。
そんな楽しみが薄れてきたら次はどうすれば良いか。自分のこの考えは間違っていないはず。