阪神・矢野が今季限りで引退。
阪神暗黒時代に中日から移籍して以降、今のように毎年優勝争いできるチームになるまで、正に“要の人”だった。現に、2002年の星野阪神初年は、矢野さんの怪我による長期離脱で、それまで首位争いをしていたチームの勢いが失速するほどだった。
基本的に面白い事を言わない人が多い近年の阪神の選手の中では、数少ない“営業トーク”の出来る人でもあった。今の主力（特に自分と同い年の鳥谷）は、この人から営業トークを学ぶべきだと思う。この人が居なくなってしまうと、後は下柳さんとか能見みたいな“ネタキャラ”ばっかになってしまう。（関本が後継者候補だが、今年は出番が少ない･･･）
金本・下柳・桧山・矢野という“阪神おっさん四天王”の一人がついに陥落してしまった。他の三人もそろそろ･･･。というより、いつまで40代の選手を主力として頼りにしてるつもりなんだ？という疑念の方が大きい。いくら選手寿命が伸びたとは言っても、今の阪神の状況は異常すぎると思う。
