夜中にやってるアレ

年数回NHKで放送されている、さだまさし生放送シリーズ(一視聴者曰く“さだまさしの夜中にやってるアレ”らしい)、「広島から生放送!真夏の夜もさだまさし」を観た。今年の3月にたまたま放送していたのを初めて観てからハマり、NHKらしからぬ自由な方針を持った内容や、手書きのテロップ、さだの軽妙なトーク、そしてたまにやる生歌。近年のテレビではないテイストを数多く持ち、密度の濃い内容の番組である。が、年齢的・嗜好的に、人によっては「これのどこがええねん!?」という印象を持つ人もいるかもしれない。でも、分かる人にはじっくり分かる良さ。これがこの放送の真意ではないか。

バラエティにしても何にしても、熟練の人がこなす生放送というのは非常に見応えがある。熟練の技術・話術を持った人はもっと生放送をやるべきではないかと思う。テレビで。

次回はおそらく紅白が終わってゆく年くる年が終わった後(2008年1月1日0時過ぎ)にやるはず。観た事ない人はぜひ観てみよう。