教訓

神戸に帰ってきてからは震災の年以来と言ってもいいくらいの本格的な揺れを感じた地震
神戸は震度3×2。3月まで在住の東大阪は震度4×2。バイト先の商品は倒れてそう。
とにかくしつこいくらいに横揺れが長く続いたので、いつ縦揺れが来るのかとかなり不安になった。
ただ、阪神大震災の経験がまだ鮮明に残っているため、揺れてる最中でも冷静に教訓を生かせた。
以下、震災で得た「大きく揺れたらまず考える事」。

?まずは身の安全の確保。
?揺れたらすぐ玄関を開けて出口の確保。ガス元栓はその後。(家には元栓自体がないのでパス)
元栓閉めてる間に家が潰れて玄関のドアが開かなくなるとどうしようもないので、まず出口を確保する。
?窓際には逃げず、玄関側に逃げる。ガラスが割れる可能性がある。

今日実行したのはこの項の?まで。以下は地震後の教訓。

?地震が収まっても安心せず避難の用意をする。先程の地震は余震に過ぎず、次が本震の可能性がある。震災前日の夜8時頃にも震度2程度の地震があり、その9時間後が本震(震度6強)だった。
?緊急を確保するため、自動車の移動、電話の使用は極力控える。震災当時、車で避難する人が続出して救急車や消防車が走れずに救出活動が遅れ、大問題になった。
?周囲に背の高い建物の無い広場、公園に避難する。震災では15階建て位のビルが数時間後に根こそぎ倒れたりした。

こういう関連の記事、またはテレビの速報を見ても、
「そぉんなもん!!俺の地区で地震なんかありえねーよ!!ヒャヒャヒャヒャ!!」
としか思えない人はある意味幸せだが、震災の数週間前の地震三陸はるか沖地震:94年12月)当時、
これまで長期間大地震が無かった神戸に住んでいた人は、大多数がそんな事を思っていたのである。
一揺れすれば、5分と経たない内に危機的状況に陥る事を忘れてはいけない。