人間扱いしろ

金本に対し、「単年4億」という話を持ちかけた阪神。はっきり言ってアホ過ぎる。何か見えない力に怯えている感じすらする。

金本は2003年の加入以降、確かにそれまでの阪神タイガースを様々な面で変えた功労者の一人。それは確かに揺ぎ無い事実なのだが、だからと言って、それを盾に取って近年の不調までも帳消しにするほど、金本の存在は神格化されなければならない物なのだろうか。少なくとも現役選手でいる内は、いくらベテランで多大な功績を残したと言えども、それまでの水準の功績が残せていないのなら、それなりの評価を下すのが筋という物ではないだろうか。

恐らく球団のこんな扱いに、金本本人もこれには困惑していると思うし、阪神という球団の姿勢を疑う一因になっていると思う。仮にそう思っていないのなら、所詮そういう人間だったという話で終わるのだが、少なくともそんな所までブレてないだろうと、個人的には思いたい。