若気の若気

3日前にコミケの話題について書いた時、ふと感じた。
あの個人的伝説だった東京オフから、もう10年過ぎてしまったのか・・・という事。

瞬間的に思い出に触れると、ついこの間の出来事のような感覚があるのだが、じっくりと思い出してみると、もはや相当昔の出来事になってしまったのだなと、改めて思う。

と同時に、10年間も親元を離れてよく、基本的に一人で生きてこれたなとも思う。
大学に滑り込みで受かった直後は、そのまま実家から大学に通うつもりでいたので、入学直前に急に「一人暮らししいや~」と言われた時は、期待2割:不安8割といった感じだったのだが、それが一度も中断する事なく(2005年の転職時に中断し掛けた事もあったが)、無事に10年を過ぎ、当初夢物語でしかなかった形でそれを終える段取りも見えてきた。

生きて、それなりにやる事やれば、何とか形になってくもんなんだな。
逆に言えば、一時の気の迷いや、目の前の面倒さから、“『それなりにやる事』すらやらなかった”という事実が積み重なってしまっていたら、とんでもない人生になっていたと思う。運命って怖い。