あの日から

ちょうど1年前の今日「もうこの仕事(前の仕事)辞めよう」と決断した。
1年前のこの日、電話でいきなり「月曜からしばらく横浜まで出張して来い」と告げられて、
本当にいつ家に帰れるかも分からないような状況になり、元々興味の無かった仕事である事、
いくら働いても残業代一切出ない事、毎週日曜しか休みが無い事、定期代や出張費は全て立替えて、
わざわざ領収書を貰ってこないと返してくれない不信用さ、営業の方針が余りに悪どかった事、
休みの日でも必ず仕事の電話が掛かりまるで気が休まらなかった事など、積もり積もった不満が爆発。
ここから実際に会社を辞めるまで、実に20数日。恐ろしいぐらいあっという間に会社を辞めた。

こいつボケとんのかと思うぐらい書いた事だが、この決断があったからこそ、今の生活がある。
収入はほぼ同じで、やりたい仕事ができてさらに休みが倍になったのだから、これ以上無い結果だ。

でも、こんな賭けはもう当分やめとこうとも思う。今の仕事が決まる直前は本当に厳しい状況で、
実際今の会社に受かってなければ即、親の懐に大打撃を与えながらの実家送還は免れなかった。
採用通知を受け取った夜、偶然にも親から実家で夕飯を誘われ、結果的にお祝いパーティになったが、
もし落ちていたら、果たしてどんな雰囲気で、どんなテンションで夕飯をつついていたのだろうか。

まあ、今はもういいか。一応は賭けに勝ったんだし。