ひとまわり

年度始まり。例のごとく真新しいスーツ、真新しいカバンを纏った新入社員の人が多く目に付く。

それを尻目に自分は今年4月1日で、いよいよ社会人生活第10シーズンに突入。社会人初日から3287日が経過した事になる。
初日の2004年4月1日から最初の会社を辞める2005年8月31日までは、休みは日曜日と祝日だけ。そこから2ヶ月間職探しをして、現在の会社になり、ここから休みは基本的に土日祝。かなりざっくりと計算すると、2350日ぐらいは働いていることになる。とある業界に1年半居た後の再就職時「この業界なら趣味の延長だから、行けるだろうな」と軽い感じで決めた今の業界ももう7年半になる。

最初の会社が自分の興味の薄い業界だったので、転職の流れになるのは自分の中で必至だったのだが、最低でも社会人の基本的な流れを学ぶ意味で「最低1年は辞めない」と心に決めていた。実際1年が経って、後輩も出来て、興味の無い業界ながらも少し社会人生活も楽しめるようになった頃に、無茶振り(休みの日にも会社から個人の携帯電話にひっきりなしに電話があったり、帰宅直後に「今から出張行って」と言われたりなど)が目立って来たため、タイミングを見計らって辞めることが出来た。あそこで辞めずに耐えていたら、多分結婚もろくに出来てないと思う。

どんなクズみたいな待遇の会社でも、最低1年、少しでも我慢できる要素があれば3年ぐらいは居るべきだと思う。正社員のまとまった職務経験が有るのと無いのとでは、転職成功率がかなり違ってくるはず。