あッ

田原俊彦

今日は早くも会社の忘年会(自分たちの歓迎会も兼ねている)。久々に焼肉を食した。
とはいえ、ハメ外して暴れたりする人は誰もいない。みんな常識的に会話しながら飲み食いしている。
飲んでも、全員が常識的ラインを保守した上で、口調や話題をもってそのパワーを消化しているのだ。
これである。そもそもこんなのが理想だったのである。自分が酒飲めるだけに、周りが酔いに任せて、
下品な事やギャグに対して「(本当はしらふだけど)若いから酒に飲まれて調子乗ってる感じ」で、
いちいちそれに乗ったりとかする以外に立ち位置が無かった、前の会社と大違いの雰囲気である。
自分が酔っていないだけに、日頃から考えている「何でそんな事ができるの?」の理論が全く薄れず、
酔って常軌を逸した行動を取る上司に対して、非常に冷静(ある種突き放した)目線で相手をして、
なおかつ自分もそれに同調しなければ逆に怒られる。そんな立場からすれば天と地の差である。
もちろん、多少は「盛り上がり役」も必要ではあるが、前の会社は明らかに常軌を逸していた。

当然、こんな事は面接を受けた段階で完全に想定外の話であり、正に“偶然の産物”である。
何より、自分の「HTML」「CSS」「CGI」の単語に100%反応してくれるのが嬉しい(業種は少し違うが)。
前の会社では逆に、1000%「・・・また訳分からん事言うてるなぁ。」という答しか返ってこなかっただけに。