立て続け

嵐の様な一夜が明け、朝5時過ぎに目が覚めた。
今回の家は北側には阪神電車が走り、南側には思い切り高速道路の入り口もあるのだが、
両者の間に挟まれる位置にありながら、終日びっくりするぐらい静かな所だったりする。
近くには24時間やってるスーパー(コンビニではない)もあり、ホームセンターもある。
これまで玄関にしか止める場所がなかった自転車も、駐輪場がちゃんとあるので一安心。
部屋の広さも以前の1.3倍増。それでいて家賃は前の家より6000円くらい安い。
正直言って、大阪時代と比べて全ての面で生活レベルが改善されている。

これまで、大阪だからという理由でさほど遊びに来なかった高校時代の友達も来やすくなった、
と言わんばかりに、祝いの意味も兼ね朝からさっそく友達が来た。(もちろん遊びに来ただけ)
何かある毎に一喜一憂する友達。この静かな環境に馴れてない自分には音量の加減が分からず、
やんわりとボリュームを抑えるように促すのだが、数分経てばそれを超えんばかりの一喜一憂。
途中からこちらも諦め、周波数を合わせて一喜一憂する事にした。

その友達が帰った5分後、今度は昨日の小学校時代の友達が家に来ると電話があった。
最初から乗り込むつもりだったらしく、電話を切って5分もしない内に上がり込んできた。
こちらの友達は割と落ち着いているのか、一喜一憂は無く普通に談笑するなどして過ごした。

その友達が帰ってから10分後、今度は母が様子を見に来るとメールがあった。
この家は母の仕事先の通り道に位置しているので、来ようと思えば簡単に来ることができる。
大阪時代には「電車乗るの怖い。運転して行くのもっと怖い」という理由で来訪は1度だけ。
しかし今度は、今回のお母さんは違うねんで!?と言わんばかりに頻繁に来そうな予感がする。
いや、もういいって。