新居のガス開栓の都合もあって、９時に大阪を後にする。
近鉄沿いにある、すっかり荷物が運び出された旧居の前も電車でもちろん通った。
で、１１時ごろに新居に到着。同時にガスの開栓も立ち会った。
荷物が届くのは午後という事で、散歩でもして周囲を探索しておこうと外に出ると、
「電話回線の調査をしたいので、ちょっとよろしいですか？」
作業着を来たおっさんに呼び止められた。
電話回線の移設も頼んでおいたので、これも立ち会わなきゃならんのかと思い招き入れた。
すると、なにやら怪しげな機械を取り出し、電話のジャックに繋いで、
「いやぁ、このへんは最近物騒になってきてますから。防犯はちゃんとしないとね。」
はいはい。おかしいおかしい。キミおかしいよ～？ 防犯システムのセールスだった。
大阪時代に散々遭ってきたのに、またこの手のセールスに引っかかりそうになってしまった。
何でも、家に出る度に機械のスイッチを切ったり付けたりしないと、機械が爆発するだの、
もし危険な目に遭ったときはこのボタンをと、思い切りデカい警報音を聴かされたりとか。
何で引っ越し早々、しかも荷物すら届いてない状態でこんなもん付けられなきゃならんの。と、
半分キレ気味で返答をトーンダウンさせて行くと、意外とそそくさと立ち去ってくれたが、
結局２時間ほどこのおっさんに付き合わされてしまった。
その直後、荷物が到着。と、ここでメールが。
「今、○○くんと▽▽くんと神戸におるんやけど、SINくんもどう？」
小学校時代の友人から、あまりに突然すぎる誘い。荷物を開けずに現場へ直行。
帰ってきた時にはすでに荷物を開ける気力が残ってなかったので、ベッドだけ出して寝た。
ていうか、初日から色んな事起こりすぎ。
