やりがい

彼女さんが編み物しながらチラ見する中、本当に久しぶりにサクセスモードをプレイする事にした。まともに選手作るのは、いつ以来か分からないぐらいだ。

かつて自分がバリバリやってた頃(’96開幕版~9)はおおよそ、猪狩vs主人公という構図を基本としたサクセスモードだった。
そこに、早川あおいが入り、橘みずきが入り・・・と、どんどんキャラが増えてきて付いていけなくなり、また年を追うごとに自分自身も私的に忙しくなり、ついにはパワプロの新作を買っても、一度もサクセスモードに触れることなく売り捌くという有様になった。

ただ、そうなった理由は忙しくなっただけではない。
一人で攻略サイトを眺め、強いサクセス選手を作るという行為に楽しさを感じなくなってしまったのもある。ネット上の人間に対して競いあった所で、結局は自由時間の多い人間の勝ってしまうので、全くもって面白くない。年を追うごとに確保が難しくなる貴重な自由時間をそんな事に割くぐらいなら、酒のんで本物の野球見てるほうがなんぼか楽しい。と思うようになってしまった。ゲームをやる事に意味を求めるようになってしまっては、もう終わりだ。

しかし、上手かろうが下手であろうが、自分のプレイするのを見ている人がいるとなると、話は別だ。もちろん、彼女さんもゲーム画面をガン見するほど熱心に見てる訳ではなく、何か自分の趣味の片手間にチラチラと見ているだけだが、それでも面白いネタなどがあると反応してくれる。反応してくれる人がいると、こっちもやりがいがあるってもんだ。