新たな戦友

予想外の実家の「自力地デジ化」により、心置きなく自宅のテレビも地デジ化に踏み切れる。という訳で。

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自宅のテレビもついに地デジ化する事とした。4~5年前からずっと懸念していた「地デジ化対策」を、ついにカバーする日がやってきた。ヨドバシ梅田で、店員のお兄さんと1時間近くああでもないこうでもないと話し込んだ末に決めた。もう一つの「倍速液晶機能」付きのやつとどっちがいいのか、店員のお兄さんを捕まえて質問攻めした上での決断。過去に無いぐらい慎重な買い物になった。

購入したのは、VIERAのX3シリーズ・32型。6万で購入。(ちなみにネットなら5万台で買えたが、ヨドバシのポイントが付く事と保証が5年間付くので、実質4000円は保険代と思う事にする。)録画機能も付いているが、HDD内蔵タイプではないので、録画するには外付けHDDかSDXCメモリーカードを装着しなければならない(シングルチューナーなので、録画中は他の番組が見られない)。その分、HDD内蔵型のテレビよりは安い。しかし、今現在はPCで地デジ録画できるため、テレビに録画機能は特段必要では無い。ただ、将来的に結婚して引っ越すとなると、このテレビはリビングに置くような事になるだろうし、今の家の様にPCをテレビのすぐ隣に置かねばならない空間の制約も多少は無くなるはずなので、そうなった際にはテレビ自体にも改めて録画機能が必要になってくるだろう。でも、今すぐには録画機能いらない。と考えたため、こういった感じの機種に決めた。さんざん悩んだ「倍速液晶」のタイプは録画機能が無く、録画機能を付加しようと思うとレコーダーを買い足さねばならないので、最終形に近づけようと思うと総合的に高くついてしまうこと、「倍速液晶」自体、それほど劇的に見栄えが変わるものではないという判断から見送ることにした。

彼女さんは実家暮らしで、自身が保有する家電はあくまで小規模なものに止まるため、引っ越す際に持ち出す家電もまた小規模。それもあって、ことテレビに関しては「結婚した暁には、今うちにあるやつをそのまま新居に持ち込む」と公言しており、かつ了承も得ている為、現状の家の事だけではなく、将来的な事も考慮して選ぶ必要があり、あまりに安っぽいテレビを買うわけにもいかなかった。かといって今現在それほど経済的余裕がある訳でもないので、妥協するところは妥協し、譲れない所は頑として譲らない姿勢でテレビ選びに臨んだ。

他の家電なら割とさっさと決めてしまうのだが、テレビは生活への密着度がダントツに高い家電だし、故障さえなければ最低10年は使うものだし、PCのようにカスタマイズできる範囲が広くない。また、それまで使っていたアナログテレビが丸10年不満無く働いてくれたので、今度買い換えるテレビにも同等の期間働きが計算できないと困る。だからこそ、ここまで慎重になった。

これにより、社会人化以降長年の懸案事項だった「主要家電リニューアル計画」は完了。もう大きく追求する要素は無くなった。つまり、「来るところまで来た」という事だ・・・。