軌跡(2)

続いて、中途半端な3代目と現在稼働中の4代目を比較する。

 3代目PC4代目PC
メーカー富士通パソコン工房
(パーツショップ)
モデルFMV CE70W7DBTO MD8000iCi7-SR
価格244,800円120,000円
OSWindows Vista HomePremium(32bit)

Windows 7 Proffesional(32bit)
Windows XP Proffesional SP3(32bit)
CPUIntel Core2Duo E4300(1.8GHz)Intel Corei7 860(2.8GHz)
メインメモリ2GB

4GB
4GB
ビデオメモリ256MB(メインメモリ共有)GeForce GTS 250 512MB
HDD320GB(内蔵)+1TB(外付け)1TB(内蔵)+1TB(外付け→内蔵)
その他ドライブCD/DVDスーパーマルチドライブ
(読取最大40倍速、書込最大40倍速)
CD/DVDスーパーマルチドライブ
(読取?倍速、書込最大48倍速)
USB前面×2、背面×5 前面×2、背面×10
ディスプレイ17インチクリアブラック液晶(付属) 20インチワイド液晶
(I-O DATA LCD-AD193X)
入力装置キーボード(PS/2、付属)
マウス(光学式、USB、付属)
キーボード(USB、サンワサプライ SKB-108LUBK)
マウス(光学式、USB、ELECOM M-FGURBK)
その他特徴・TVチューナー内蔵(地デジ+アナログ)
・ビデオ入力
メモリーカードスロット付属
・外付け地デジTVチューナー
ビデオキャプチャ(USB接続)
メモリーカードスロット付属
使用期間2年9ヶ月
(2007/06/30~2010/02/28)
稼働中
(2010/03/01~)

実家に譲渡した初代PCが壊れ(正確には「壊れかけ」)ていた事に加え、十数年前からあるテレビまでも映らなくなるという緊急事態に対応するため、そのどちらの機能も兼ね備えている2代目PCを急遽譲渡する事になり、これまた急遽3代目PCを購入する運びになったため、かなり大雑把な選択になってしまったのは否めない。

思えばこの時点で、先日のように実家に新PCを買い与えていれば、大きな痛手が無かったのかもしれないが、ちょうどこの頃は長期間の外部出向していた時期で、自社との連絡にはPCが必須だった為、譲渡してすぐに故障してしまった2代目PCをあのまま自宅で使い続けていたとしても、結局は買い換えるハメになっていたのかもしれない。

そんな経緯で購入した3代目PCの最大の特徴は「地デジが見れる」だったのだが、当時の自宅のアンテナの調子が悪くて全く映らず、購入から1年間は殆ど何も恩恵が無かった。OSもVistaで、CPUもCore2Duoの最下層モデルなので、動きが非常にもっさりしていて、地デジのソフトウェアも起動が遅く、使い勝手が悪い。拡張しようにも、スリムケースPCなので、大した拡張も出来ない。ヤケになってWindows7にしてみたが、あんまり早くならないし、CPUがVTに対応していなかったためにXPモードも使えず。最後にメモリを4GBに増やしてラムディスク化してみたが、BIOSが全く起動しなくなってしまう現象に見舞われてしまうなど、期待を大きく裏切られた上、これ以上の性能向上が望めなくなってしまったため、売却を決意した。

そして、過去2代の反省を踏まえて登場したのが現在の4代目PC。
過去3代続いたメーカー品を止め、BTOパソコンに切り替える事にした。さらに、今となっては「枯れたOS」であるXPに戻した上で、CPUを最新のものに。拡張性も充分ある。初代PCから継承しているTV機能とビデオ入力も、外付けのもので全く問題ない。動画圧縮してもファンが爆音を全く立てない。

今の所全く不満も問題もない4代目PCだが、果たして初代PCの使用期間(10年)を超えることができるだろうか。