10カウント

今年もあと10日。

M-1は観ていたが、笑い飯はわざと優勝せずに「無冠の帝王」を演出しようとしていたんじゃないかと思うほど、ネタの出来の差が激しかったように思える。大一番のネタで「チンポジ」を連発して、勝てる訳がない事ぐらい誰でも分かるんじゃないかと思う。

そんな笑い飯の独特の方針(?)のお陰で、安定して新鮮で面白かったパンクブーブーの優勝は極めて妥当。
でも、カー用品大手のオートバックスのCMで「パンクブーブー」という、車にはあまり良くない印象を持たれるようなコンビ名をどうやって購買意欲に繋げていくんだろう・・・と思うのは考え過ぎだろうか。

あと、キャラが薄くてフリートークが苦手となると、去年のNON STYLEの二の舞になりかねない。
漫才の出来では若干負けていたオードリーが、春日の濃すぎるキャラのおかげか、今年一年でここまで台頭しているのを見ると、いくら漫才がうまくても“インパクト”って大事なのかなぁと思ったりする。NON STYLEは「M-1優勝」=「ゴール」と捉えて、変化が止まってしまった印象。それでかつ今回優勝できなかったんだから、先行きはもっと悪くなるんじゃないだろうか。