まるで既存のように

スマイリーキクチのブログ炎上事件。個人的には「ボキャブラ天国」以来久しぶりに耳にした芸人だが。

ニュース番組で、「炎上」「コピペ」などの単語をまっとうな日本語のように用いるのは良い印象ではない。
テレビでやってしまうと、「あ、これってちゃんとした単語なんだ」とか思う奴が出てくるかもしれない。その単語の発祥には、侮辱の念があったり、嘲笑の意図があったりするのも少なくないんだから、それを正当化させるような印象を、可能な限り視聴者に持たせるべきではないと思う。

しかしニュース番組で「コピペ」を扱った際に、読書感想文の“例文”を載せてるサイトの管理人が、「小中学生に対して、本を読んだ感想を文章で表せなんて、感想の書き方も知らないのに無茶な話だ」とかいう事を言ってたのには驚いた。“感想”に『書き方』なんてものが存在するのか? そもそも自分が思った事を単に文字に表すだけなのに、書式が要るのか? 思ったままの事を書いて、仮にその文章の出来が支離滅裂で、先生に怒られるような事があったとしても、それが嫌だから逃げ道欲しいよね?という発想になる事自体が間違ってる。子供の内から、努力も何もしないバカを育てて何の得があるんだ?

というか、小学校の頃とかに先生に一度も怒られずに育った大人の方が怖い。