身を斬っていく

なんじゃこの寒さ。

自分の意志で歩き回れるようになってだいたい25年ぐらい経って、頭で覚えてるだけでも23~4年近くは同じような寒さを経験してるはずなのに、この極寒に毎年のように「あっ。こいつ、俺殺す気やな」と思うほどの殺気を覚えてしまう。やはり、社会人になったせいかもしれない。

学生時分ならば、通学時に寒くても、学校に辿り着きさえすれば、ぶっちゃけ寝てても日常を過ごせたし、そもそも課せられた課題(義務)に対して自分の進退を左右するような責任を問われる事はまず無かった(あんまりにもサボり過ぎると進退どころか人生を左右するが)。社会人になって、対価を受け取る代わりに課せられた課題(義務)を100%(もしくはそれ以上)責任をもって遂行する立場になったからこそ、それ以外の外的な試練がこの上なく邪魔になる。