非定食的三大食物

毎度の休日出勤の帰り、牛丼を約1年ぶりに食らう。やっぱり久しぶりに食べるとうまいもんだが、これを毎日のように食うと絶対にうまさは半減していく。マクド(「マック」とは絶対に略したくない派)、ケンタッキー(「ケンタ」とは略したくない派)、そして吉野家(「吉牛」・・・って一文字略しただけじゃんか)。この三大巨頭が生み出す食物は、月単位もしくは年単位に1度食うのが一番純粋に旨さを感じることができると思う。ましてそれぐらいの頻度の方が健康的だとも思う。

子供のころは家が中途半端に田舎だったせいもあり、実家の周りにこの三大巨頭は一軒もなく(コンビニも90年代後半まで一軒しかなかった)、食べようと思うと電車か車で三宮(神戸の中心街)あたりまで連れて貰わねばならず、年に1度食えるか食えないかという夢のような食事だった(貧乏一家か)。そういった固定観念のまま大人になってしまったせいで、未だに「何とも言いようのない希少価値」をその三大巨頭に見出している。今の小中学生で、「そんなのボクんちじゃ滅多に食べられないよぅ!」なんてだだっ子になるような食い物って何なんだろうか。