母と母の母

母方の婆ちゃんが「どんな家に住んどるのか見たい」と母に言ったらしく、母と共に来訪する事に。
他愛も無い話をして、1時間もしない内に帰っていったが、なんだか気を使ってしまった。

母単体ならばド突き漫才も全然できるが、婆ちゃんがいるとそんなふざけもやりにくくなる。
自分も向こうも歳取ったので、昔のように目をキッとさせて怒られるような事もさすがに無いのだが、
ひょうきん族やドリフ、だいじょぶだぁを自分と一緒に見て、笑いを理解して一緒に笑っていた母と、
昭和一桁生まれで生真面目な婆ちゃんとでは、笑いに対する解釈が全然違うのは明らかなはずで、
母に対しての「突っ込みとしてのツッコミ」を、婆ちゃんが「憎悪としてのツッコミ」に取りそうで、
なんとなく一歩前に踏み出せなかったのかもしれない。

しかし、母も来月で47。婆ちゃんはもう74。あと何年こんな事できるものか。