決戦ののろし

先述のとおり、彼女さんと共に今週はブライダルフェアに参加した。
高校時代の友人が勤めている結婚式場が主催しているもので、前回会った時に比べて何故か激太りしていた友人が、会場まで送迎してくれた。(通常の客ならばそこまではしないとの事)

そして、概要説明も友人が行った。

10数年の付き合いがある友人だが、この日ばかりは「従業員」と「お客様」の関係。時折普段のくだけた口調になったり、時折営業モードの口調になったりと、お互いに違和感を感じながらの進行。

最初の感想は「ここ・・・関西か?」。
窓の外を見ると確かに神戸の町並みが広がっているのだが、式場の中は日常と切り離された世界のようだった。

そう表現すべきである数種類の会場を観た後、模擬結婚式に参加した。モデルさんが「主役役」となり、自分が招待客の立場になって、実際に出される料理を食しながら、結婚式の雰囲気や内容などを知るという趣旨。参加費無料のフェアだったのだが、その割にはかなりの量の料理が出され、軽くお腹一杯になるぐらい。試食程度だと思っていたが、これは予想外だった。その後は、模擬キリスト教式。ドラクエ5の結婚イベントをそのまんま実写化したような建物と雰囲気を感じた。

で、その後はプランナーさんとの相談会。そこでも友人が同席。(他の席はプランナーさんのみだった)

現在見えている式の規模・要望を伝え見積りもしてもらったが、正直言ってこれだけの内容で、こんなに割引してもらっていいの?と思うほどの値段。最低でもトントン、うまくいけばペイすらあるほど。これも友人効果で、通常の客には行わないような割引が適用されているため。「社員割引」的な事が、社員である友人からの直接の紹介という関係上、自分にも適用されているような感じなのだろうか。(その部分をプランナーさんが説明する時、「これはよそのお客に聞かれたらヤバい」と言わんばかりの小声だった)

最初は、他の会場(彼女さんのお父さんも冠婚葬祭関係の知人がいる)のそれも見てみようという計画だったのだが、具体的な数字を出され、かつ無理の無い内容だったため、「もう決めちゃおうか」という流れになり、おおよその日程まで決めてしまった。

その日程は、偶然にもプロ野球の歴史でも“伝説”とされた日付、10.8になりそう。あと4ヶ月強しか無い。別に出産を控えてる訳でもなし、そんなに急ぐ必要もないのだが、全ては相手のお父さんの「秋にしたら?」という発言。強制してる訳でもないんだろうが、こっちとしてはビビりまくり。