突撃

今日はXデーならぬ、Yデー
彼女さんを実家に招きいれ、自分の親に結婚の報告を行った。Xデーの時と違い、全くもって和やかというか、緊張感ゼロだった自分とは裏腹に、彼女さんは自分がそうであったようにカチンコチンだった。

日程調整、手土産、そして結婚の報告・・・。
先日と立場が逆とはいえ、当然ながら主導する立場までは逆でなく、自分が主導で展開していった。ただし、結婚の報告は緊張感ゼロで、

 自分「えー、○○ちゃん(彼女さんの名前)と結婚する事になりました。以上! 今後ともどうぞよろしく。」
 彼女「よろしくお願いしますっ!! m(_ _)m」
 母親「はいはい。どうぞよろしくお願いします(^^)」

と母は、彼女さんについて何一つ聞かず、10秒も掛からず承諾。
付き合いだした当初から、母に「お前みたいなもんに何でこんないい娘が??」と言われるほど、その方面では長年体たらくな状態が続いていただけに、修羅場になったり、まして邪険にしたりする事など有り得ないし、断る理由がないのだ。まあ、所詮男方なんてこんなもんなんだろうな。

そしてみんなで昼飯を食い、適当な時間で実家を後にした。緊張の糸が途切れた彼女さんは、安堵感一杯の溜め息を憑いていた。
次に待っている壁は両家の顔合わせ。店の候補は母が見繕ってくれており、なかなか雰囲気も良さそうな雰囲気だったのでそこに決めた。後は日程調整だけ。そして新居探しの準備も少しずつ進みつつあったりするなど、一旦事が動き出したらボールが転がるように次々動き始めた感がある。大丈夫だとは思うが、トラブルが起こらない事を願いつつ、慎重に行きたい所。