かわいそう

2010シーズンの甲子園最終戦。矢野の事実上引退試合
にも関わらず、球児が打たれて9回に逆転負け。まだ先発の久保を完投させた方がマシだったかも。

そして、お通夜のような雰囲気で、野次すら飛ぶような状況下で矢野の引退セレモニー。多少は場も暖まったような感じがするが、阪神逆転負けの要因を作った横浜の村田が矢野に花束贈呈した時に大ブーイングしたのは、誰も得しない最悪の流れだったと思う。村田も、矢野本人も困惑しただろう。あの場でブーイングしたファンは、矢野の引退などどうでも良いと思っている、自分の事しか考えてない人間だと思う。

いくら最下位確定した横浜だって、試合にわざと負けようだなんて絶対に思っていない。むしろ最下位だからこそ、1勝の喜びは非常に重いものだから、より必死になるだろう。10年前は阪神が今年の横浜と全く同じ立場だったという事実を、ファンはもう忘れてしまったのだろうか。だとすると、もはや民度が問われるレベルではないか?