決断

先日の、BIOSすら起動しねえ騒動で、完全にフラストレーションが許容範囲を超えたため、4代目PCの導入を決断することにした。

そもそも現在の3代目PCを購入(2007年6月)した理由は、実家のパソコンが寿命寸前(1997年購入、OSがWindows98、CDドライブ故障)だったのと同時に、10数年前に購入したテレビが映らなくなってしまうという状態で、家に帰っても情報から隔離され気味だった母の為に、まだ当時現役だった2代目PCを譲渡しようという計画を実行するためだった。この計画は非常に有用なものとなり、これまで通りテレビが見られるようになっただけではなく、母自身もようやくパソコンを使いこなせるようになった。

ところが当時は過去2代の「PC=大手メーカー品」という固定観念があった事、仕事が佳境に入る直前で心労過多になりつつあった事などから、とにかく手っ取り早く、良さそうなデザインをというコンセプトのみで選んだのが、現在の3代目PCである。

しかし、そういった経緯で選んだ3代目PCは、WindowsVistaというMeに次ぐ程の黒歴史的なOSと、CPUがCore2DuoE4300と、デスクトップ向けCore2のCPUでは最下層の性能の代物だった。最初からオプションでメモリを2GB積んでいたのだが、それでもXPと重さは比べ物にならず、全体的にもっさり。エクスプローラーもシステムフォルダも階層が大幅に変わってしまい、XP時代の高速化フリーソフトもまるで使い物にならない。初代PCから備わっていたテレビ機能も地デジが見られるようになるなど強化された面もあるが、それを処理するソフトウェアが異常な重さで起動するだけで1分以上掛かる上、中途半端に手軽にしようとし過ぎているのか、やたら使いづらい。さらに、付属で付いていたOffice2007もまた、2003からの大幅なGUIの変更があり、これまた使いづらい。

と、全てが裏目に出た3代目PC。4代目はこうはならないように・・・。