悪夢再び

3連休ということで、のんびり食っちゃ寝していた所、電話が鳴った。母だ。

 「パソコンが、なんか青くなって動かへんねん・・・」

「なんか」「あれが」「それが」という形容詞が異常に多い中解釈すると、要するに音楽を聴きながら作業したいのだが、すぐにブルースクリーンになって、まともにパソコンが使えない状態になっている。という事らしい。すると続けて母はこう言う。

 「パソコン、仕事で使うから動かんかったら困るねんよなぁ・・・」

・・・何が言いたい。俺にどうして欲しい。

 「あなたがどうするか決めて。」

・・・ 分かったわ!! 帰ったらええんやろ!!!

という訳で、正月に帰ったばかりなのに、また実家に帰ることに。
以前勤めていた会社で、仕事終わりに自宅玄関前についた瞬間に電話で「今から横浜行ってくれ」と言われた、あの真夏の悪夢が蘇ってくるような思いだった。

で、実家に着いて作業したのだが、その間にも母が「こないだな、○○がな?」「△△ってどうよ?」など、話題を振りまくってくる。話し相手がいないのは分かるが、ほんの一週間前に帰ったばっかりなんだし、パソコン直す為に来たんだから、もうちょっと集中させてくれよ・・・。とか思いながら、修正は完了。音楽を聴く際にも、メーカー製の怪しいソフトを使わず、MediaPlayerで聴くように指南しておいた。

このパソコン、早いもので購入から6年になろうとしている。今回はどうにか直ったが、もうあまり先は長くないように思える。そして、まだ実家のテレビはアナログ式。テレビの地デジ化対策という大きな壁も待っている。もちろん、いずれも母一人では全く対応ができない。まだまだ自分が設備投資してやる必要がある。