5年ぶりの「始動」

ひょんな切っ掛けから、平日の昼食にコンビニ弁当を用いるのは止めにしよう、という方針になったため、ご飯のみ事前に用意して持参する事にした。調達するのはおかずのみにして、1日平均500円掛かっている弁当代を、もっと減らしてやろうという魂胆である。おかずは安い家の近くのスーパーなどを利用し、野菜は月に1~2回ペースで業務スーパーなどで調達してくる激安の冷凍食品などを前日に解凍しておくなどすれば、1日100円を切る価格で、これまでと同じ量の昼食にありつく事ができるはず。

なぜこんな事を思ったのかというと、1つはお金を貯める必要性が出てきたから。もう1つは、完全にパターン化してきた日々の弁当にマンネリを感じたから。ウエイトで言えば、密かに前者の方が大きかったりする。

今日はこの計画の準備として必要不可欠な、お米をスーパーから調達した。
大学時代は毎週のように行っていたメシ炊きだが、大学卒業以来はレンジでチンするタイプのご飯に切り替えていた為に、活用する機会はパタリと止まってしまっていたのだが、数年間眠っていた炊飯器の封印を、今一度解くことにした。よく見てみると、「1993年製」とあり、いつの間にか16年も前の炊飯器。果たして動いてくれるのか。

「・・・ん? いや、私、起きてましたけど?」 といわんばかりに、普通にご飯を炊いてくれた。
特にベチョベチョにならず、程よい炊き加減になってくれた。そうなれば、冷凍するためにすぐさまラップに梱包しなければならないのだが、ここで問題発生。しゃもじが家のどこを探しても見当たらない。かれこれ5年ぶりに米を炊いたのだから、無理は無い話なのかもしれないが、これはこれでまた、時の流れを感じてしまう一因となった。仕方が無いので、スプーンで茶碗に少しずつすくいながら、一杯分の量を測って、随時ラッピングしていった。

ともかく、これで昼食は今までとは明らかに変わるはず。これがどんな効果をもたらすのだろうか。
(ちなみに、最初は彼女さんに作ってもらうという案だったのだが、彼女さんが実家暮らしであるという点と、始業時間が若干彼女さんの方が早い(職場はお互い大阪梅田近辺だが、会社が全く異なる)という点がネックとなり、残念ながらおあずけになった。)