「アホ」の風情

アホほど湯を沸かす。アホほどティッシュを使う。

関東の人にこの「アホほど」の意味がどれぐらい伝わってるんだろうかとか、アホみたいな事を考えてみたり。
少なくとも関西人は「アホ」という単語を様々な意味で捉える人間が多い。関東だとこれが「バカ」に置き換わるんだろうか。

関西地区で交わされる会話の中で、「アホ」が用いられるようなものを、極めて標準語に近く訳してみた。

  • 「アホほど湯を沸かす」 ⇒ 「不要なほど大量に湯を沸かす」
  • 「もう・・・アホやなぁ自分!」 ⇒ 「もう・・・ドジだなぁ君は!」
  • 「そんなんアホらしいわ!」 ⇒ 「そんなの何の意味もないよ!」
  • 「お前はアホなんか!?」 ⇒ 「君は非常識な人だったのかい!?」

「不要なほど大きく」「ドジ」「無意味」「非常識」。触りだけでもこれだけの意味が出る「アホ」という単語。
これらの意味が生き方にも当てはまる人こそ、「アホ」と呼ばれるに相応しい人間なのかもしれない。
つまり、「アホ」と呼ばれる人は、

  • 無駄が多い
  • 要領が悪い
  • 理解不能な事をする
  • 常識がない

という事なのか。