生きてるよ!
NHK教育でかつて放送されていた学校放送、小学校3年生向けの社会科番組「たんけんぼくのまち」。
1984年から1992年までの放送で、自分も小学校3年の頃(1990年)に学校のテレビでリアルタイムで見ていた。
この番組が多くの人に印象に残っている理由は、何と言っても主演の“チョーさん”のハイテンションさ。
何においても力いっぱい動き回り、たまにドジも踏む。さらに、番組終盤で描く「たんけん地図」の完成度が毎回高く、また描くのが異常に早い(実際は早回ししてるだけだったが、子供心に毎回「早っ!!」と感嘆の声を挙げていた)
そういった、バラエティ番組にも似たような番組内容は、小学校で受ける授業の中では非常に新鮮味があり、毎回見るのが楽しみだった。
5月5日、その「たんけんぼくのまち」が復活。1984年度の放送と、1984年度の舞台だった長野県・諏訪市の現状を改めて収録した2009年度版が放送されていた。チョーさんは51歳になっていたが、殆ど変わらないテンションで番組を仕上げていた。今も、こういった味のある教育番組はあるのだろうか。