間借り行為

ブログのコメント欄は、掲示板と同じ感覚で書くようなものではない。
最低でもブログの書き手が遺した内容に同調した事を前提として自分の意見を述べるべき。ブログの内容を無視して自分の意見や世界観だけをぶちまけるのは、正しいとはいえないと、自分は思っている。

管理人が閲覧者に許可した「何でも好きなこと書いてもいいですよ」という意向を、まんま受け取ってはならない。
極めて詳しく言うと私が発した意見について、何でも好きなこと書いてもいいですよ」であって、内容を無視して自分の思った事を好きに書いていいよ♪なんていう意向は全く無いのが普通。

ブログでも個人サイトでも、管理人からすれば「自分の庭」の感覚でいるのが大半。
その管理人が、庭でバーベキューを楽しんでいる様を、通りがかりの人(=閲覧者)が「おっ、それうまそうですねぇ!」と興味を引いて、感想を述べる。本来はそういったバランスが書き手と読み手の関係としては適当だと思う。そこから、管理人が「あっ、じゃあお一ついかがですか?」と、通りがかりの人にアプローチがあって初めて、通りがかりの人はそのバーベキューの美味さと、自己の料理法を垣間見せる機会が与えられる。要するに、他人の空間において自分の意見を述べる事に対して、それぐらいの抵抗を持つべきではないのか? という事である。

管理人が縁側でまったり過ごしてるのに、いきなり通行人が「あ、ここちょうど良いや」と、管理人の庭で水遊びしだしたら、管理人はどう思うか? 突き詰めて考えて、それを迷惑と思うか思わないかで、“質”は決まる。