実家の家電事情

1日昼前に実家に帰省。もちろん、大晦日前に買ったご馳走もたんまり持って。

まず始めにやった事は、テレビアンテナ線の改良。
昨年12月に母が知人から使い古しのテレビを譲り受けた事で、それまで自分が贈与した2代目パソコンで見ていたテレビから取って代わる為にアンテナ線も付け替えたのだが、当然その影響で2代目パソコンではテレビが全く見られなくなってしまった。2代目パソコンには、HDDによるテレビ番組録画機能が備わっており、母もおぼろげながらその機能をどうにか活用していた。

母は近年「オーラの泉」にハマっているが、仕事の都合上録画でないと見れない事が圧倒的に多いという。しかし、今回のアンテナ線付け替えによって、2代目パソコンの機能の一つであるテレビ番組録画機能が使い物にならなくなってしまった。他にある録画装置は、10年前に買ったVHSデッキのみという有様。せっかくHDD録画機能があるパソコンがあるのに、今更VHSで録画するのもどうなんだ・・・?

・・・という母からの無言の圧力を感じたため、大晦日前日にご馳走を買うついでに、ヨドバシ梅田にてアンテナ線分配器、F型中継接線、延長ケーブルを予め買っておいた。

12時前に実家に到着。すぐさまケーブル交換工事に入った。現状のケーブル接続状況を、とても母が口頭で説明できるとは思えなかったため、部品は推測で買ってきたが、特に不適合なく全てを余すところなく使い切り、譲り受けたテレビの受像はそのままに、2代目パソコンのテレビ機能での受像を再び行えるようにした。これで、2代目パソコンでのHDDでのテレビ番組録画も再び可能となる。母がこの環境をどこまで使いこなすかは不明だが、1年半のもの間2代目パソコンでテレビを見る状態が続き、とりあえず教えておいた録画機能もそれなりに活用していた事から、今後も適材適所で録画機能を活用してくれるだろう。少なくとも、これであと2年は持つ。

2年後に迫る問題が、地上デジタル放送の完全移行である。(自分の家ではパソコンで地上デジタル放送を観られる)
さすがに今年50になる母も、地上デジタル放送にはチューナーが必要な事などは理解しているが、いざそれを導入・接続するとなると一人ではまず出来ない。業者に頼めば金も掛かるので、まだ母よりは理解出来ている自分が、その時になれば動かなければならないだろう。実家の情報家電もこうして、少しずつ時代に追いつくようにしなければ、著しく置いてけぼりになってしまう。