遊び手と作り手のバランス

何を血迷ってしまったのか、パワプロ15のサクセスで選手を作ってみた。
サクセスモードを選手を作成したのは、パワプロ9以来約6年ぶり。本当に「いろんな意味」で、懐かしかった。大学時代はこれを、時間を忘れ、授業を忘れ、狂ったように遊んでいたのだ。当時の自分をそうしたのは、他に身近な娯楽が無かった事もあるが、大きな要因は個人サイトが運営する「大会」の存在があったからに他ならない。

自分も通算6年ほど、いろんな形で大会企画をやっていたが、運営する側からすればこれほど作るのが大変なコンテンツはない。大会企画の核は、いかにして増大な作業に見合うだけの反響が起こるようなコンテンツを作る事ができるかにある。単純に参加者の成績の大小を競うだけでは、下手すれば1回でまず作り手が飽きてしまうので、作り手が最低1年やってても飽きないような企画構成で挑まないと、正直言ってサービス残業に近い感覚が残っただけで終わってしまう。

ただ、個人サイトを運営する人間としては、一度はこういうコンテンツを体感するのもいい勉強になるのではないかと思う。自分が作るコンテンツの内容構成や、ページの見やすさなど、自分なりのこだわりを身を持って知る事ができる。