8年前に強制送還

夜8時ごろ、母からいきなり電話。
すると開口一番「分数ってどうやって解くの??」 なんじゃそら。

母は長年勤めていた仕事を今月末で辞め、来月から違う仕事に就く事が決まっているのだが、その仕事先に送る学力考査の中でも、算数で大ブレーキが掛かってしまったらしく、電話にて泣きついてきたのだ。筆記とはいえマークシートなので、解がメチャクチャでもだいたい分かるものだが、母自身、こうした“5教科”に向き合うこと自体が約30年ぶり。現役当時は国語とか社会は好きだったらしいが、数学がまるっきりダメだったようで、そこにさらに30年分の時間が積み重なったら、分からんのも無理はない。

自分もこうした問題に向き合うのは、大学4年の就職活動時以来5年ぶりで、同じく理数系の科目が非常に苦手(その割に、今の仕事は理数系だったり)だが、まだ8年前まで現役の高校生。さすがにちょっと頭を振り回せば当時の学力の基本ぐらいはこぼれ落ちてくる。それを頼りにして、「分数ってのは、まず通分をして・・・」など、いろいろと指南した。

ていうか、まだ高校出てから8年しか経ってないのか。8年で通信手段って、こうも変わるもんか。