重用

本来10日に返ってくるはずだった親に貸した金が、まだ返ってこない。
「(仕事先の)残業代がなんかの手違いで入ってねえや。キャハっ☆ だからもうちょいまってねん♪」が、理由とのこと。

まあ、もう自分も中学生や高校生じゃないんだから、この程度の金ぐらい貸しただの返せだのと言いたくないんだが、今年は状況が状況なだけに言わざるを得ない。独り言としてならば。

周りから「わか~!」と言われるような親も今年4月で48(それでも未だに言われる事は言われる)。それまで車で片道1時間掛けて仕事場へ向かい、日が変わるまで働いていたのだが、さすがに体力的に限界が来たのか、今年から徒歩5分の仕事場へ配置換えしてもらったらしい。今は良い意味で環境が変化した事に気楽さを感じているだろうが、いつしか「それ以上無理」と思うようになってしまった時が、本気で自分が親の面倒を見てやらねばならない時。その時まで時間がどれだけあるのかと考えると、親には悪いがそう長い時間では無い。それまではどれだけ無理してでも自分一人の力だけでやってきた中、今年になって「息子」という選択肢を重用し始めたのは、そういう事の兆候なのかもしれない。