10年で解消された不安

めちゃイケ「10周年再会スペシャル」。
割とボケーっと見ていたが、エンディングにジュディマリの「BLUE TEARS」が掛かった時、
なんだか急に目が覚めたような感じになった。それほど懐かしかった。

中学生の頃からめちゃイケの前身「めちゃモテ」を見ていたが、その当時もEDはジュディマリだった。
当時は両親の離婚→阪神大震災→受験と、かなり激動の時代だっただけに、その印象は今でも強い。
その頃に思い描いていた「将来の不安」は、10年経った今になってそれなりに解消されている。
当時思い描いていた不安を列挙すると、

■高校受かるのか?
私立の進学校、県立の進学校に合格(最終的に後者に進学)

■大学受かるのか?
高校卒業直後の大学3月入試で、滑り込みでどうにか現役(?)合格。「大学進学」という方針は、
小学校時代の教育面談の時点で親が提唱していたため、当時はかなりのプレッシャーとなっていた。

■就職できるのか?
大学4年の12月まで決まらなかったがどうにか決定。その翌々年に希望の業界に転職。

■親、祖父母、このまま元気でいるのか?
普通に元気。祖母は足がやや悪くなってきているが、それ以外は全く問題なし。やはり父がいない為、
家族の誰か一人でも悪いことがあると不安になってしまう。自分に兄弟がいないことも大きい。

■ていうか、生きてるのか?
一人暮らしを始めた2000年以後は金銭面で苦労しながらも、病気も無くどうにか生きてる。

10年前に深慮していた不安も、今はそれなりに形になっている。
今となっては、「こんなしょうもない事で悩んでいたのか??アホか!?」と思うぐらいである。
普通にやれば、意外と普通にいけるもんだ。でも、その「普通」って具体的にどんなんだ?というと、
「んーあー・・・そのー。」という感じになる。ただ確実に言えるのは「頑張ったらええやん」だけ。
クラブ終わって、晩めし食って、風呂入って。そこから寝るまでの数時間が将来を左右する貴重な時間。
中学生にとっては好奇心に密着できる時間。高校生にとっては好奇心を養成できる時間でもある。
この時間こそが後を決定付ける重要なキー。好きだと思ったらとことん好きになってみる事が大事。
浅く広く手を出し、局面(高校受験、大学受験、就職)で結局何もビビっと来なかったのでは意味がない。
何においても、のめり込む事は非常に良い。もちろん反社会的な事(万引きとか)はダメだが。