遅かった涙

中日優勝。これはもう「おめでとうございます」と言うしかない。
投手面も打撃面も、まさに優勝チームが残すべくして残した成績という感じがする。
こういうチームに明らかに成績面で劣っているのに、優勝争いをしようとした阪神は無謀だった。
まあ、優勝争いに無謀も何もないが、明らかに8月の時点までは優勝できそうにない雰囲気だった。
9月で今までの勢いを一気に噴出するかのように勝ちまくったが、追い込みを掛けるのが遅すぎた。
8月までは殆ど投手力だけで勝っていた感じで、9月にようやく打撃力で勝てるような感じがする。

この5年(2002~2006)の順位は4位→1位→4位→1位→2位。
そのさらに5年(1997~2001)が5位→6位→6位→6位→6位と最低だった事を考えれば、
少なくともかつてのような最弱球団の称号は完全に返上できたと言っても良いのではないだろうか。
でも、矢野さん・金本さん・下さんのおっさんトリオが全員引退した後がどうなるか想像すると、
この位置も永久に続くとは思えない。下手したらもう来年にも元の位置に戻る可能性を危惧している。
暗黒時代の突入と同時にファンになった人間の悲しい性で終わってくれれば良いのだが。

しかし、落合さんの涙にはかなりびっくりした。あんなキャラだったのか。