プレスハム

多くの学生は春休み中。
社会人になってからは休日の神格化が著しいが、「働かない=生きていけない」ともなれば、
別に高校生や大学生がヘラヘラ遊んでるのを見ても何も思わない。単純に「楽しそうね」となるだけ。
自分にとっての休日は「労働」ありきで初めて成立する立場なので、劣等感以前の問題である。

これが実家暮らしやら、ニート(これは「働かない」なので意味が全然違うが)だったりしたら、
普段の生活に対して学生時代とほぼ変わらない煩雑さで済むので、少しは劣等感や腹立たしさを
感じたりするのかもしれないが、いつまでも親はいない。自分が生きてる限りは確実に先に居なくなる。
やがては誰もが劣等感を感じなくなるのだが、不慮な出来事でそんな事を感じなくなるよりかは、
自分の意志でもってそんな事に気が回せなくなるようにすれば、よりスッパリと学生気分と決別できるし、
思い出も新鮮な切り口のまま残る。社会での失敗も、年齢的な事で大目に見てくれる事も多い。
じわじわ社会人になって学生気分から離れていくというのは、その過程では楽かもしれないが、
親が居なくなり、自分が一家の長になった時に一気に負担がかかりそうで怖い気がする。
伴侶でもいればまた話が変わるかもしれないが、それでも頼られるのは明らかに自分自身なので、
もはや「分からんわ・・・」で済まされなくなる事だって沢山出てくる。

何もかも親に任せて、自分は飯食って好きな事をして遊んでてもいいのは、高校生までにすべき。