2度目の初任給

2ヶ月前は夢物語ではないかとまで思えた日が、ついに今日やって来た。
締め日の関係で今月は多少基本給より少ないのでは、と聞くと答えは「そんなに細かくしないよ」だった。
その言葉通り、見事1ヶ月分の給料が振り込まれていた。(前の会社では入社月は見事に減らされてた)
以前の会社と全く同じ給料。これで120%、完全に転職前の生活水準を取り戻した事になる。
休みの日が倍になっても給料は前と変わってないのだから、むしろ前より大幅に良くなっている。
前の会社にずっと残っていたら、今ごろどんな精神状態だっただろうと想像しても、想像できない。
結局前の会社の職種に対しては最後まで興味が沸かずじまいだっただけに、余計そう思う。

現在の会社を受ける直前は「以前の生活水準が戻る事を考えてたら、絶対再就職できない」と、
相当の妥協があり、現在の会社の面接が「今までの生活水準」で生活ができる最後のチャンスだった。
その最後のチャンスを偶然とはいえモノにし、そして実感できたこの日は恐らく忘れられない。