一週間の長さ

小学生の頃は不思議と、月曜日から休日までのプロセスをさほど長く感じる事は無かった。
小学校の頃は土曜日もちゃんと毎週昼まで授業があったりしたが、それでも苦痛では無かった。
テストとかも勉強せずに7~80点台は取れていたし、正直言って楽しい思い出しか残っていない。
(調べると、1992年9月から第二土曜が休みとなり、1995年4月から第四土曜も休みとなったらしい。
1992年9月の段階では管理人は小学5年生の二学期。何の前触れも無く突然休みと知らされた)

一週間が苦痛になり始めたのが中学入学後。
上級生は不良だらけ、部活では意味も無く厳しい上下関係。小学校時代からの友達が唯一の支えで、
その分同級生同士の繋がりは強固。だからこそ下級生に対して命令したくなるのかもしれないが、
上級生があまりに悪すぎたので反面教師となり、自分達の学年では後輩に命令する事は無かった。

高校時代が最も一週間を長く感じた時期。授業がうっとうしい上、バイトは週5日。
これは大学時代にも言えるが、まともな休みが無かった。1日フリーな日がまずほとんど無い。
高校時代も大学時代も、学校は休みでも土日にバイトが入っている為、まるでくつろげない。
特に高校時代は一般的に、大学の様にサボりが効かないので、尚更休むヒマなど無いはずだった。
(そんな中でもサイトを開けたのは、これほど更新に手間を掛ける事になるとは思わなかったから)

そして社会人になった今。再び、小学校並みの一週間の長さしか感じなくなっている。
右も左も必死になって覚えた時期を過ぎて、ようやく能力も認知されて、任せられる仕事も増えた。
人員的に自分しかこなす事が出来ない分野の仕事ばかりなので、悪く言えばマイペースで出来るが、
後追い的に仕事が増えるので、終始必死にやって早く終わらせないと結局は自分の首を絞める。
そんな日が一週間の内の6日を占めているので、そりゃあ一週間も早く感じて当然である。
入社1年目でこう感じられるのは本当に幸せなのか、それともまだ本当の怖さを知らないのか・・・。