2004年の阪神

3割打者が4人(金本、今岡、赤星、桧山)、2桁勝利投手が2人(井川、福原)。
34本塁打の金本、28本塁打の今岡、64盗塁の赤星。
正直言って、信じられない成績である。4位でも、阪神ファンにしてはまだまだすごすぎる成績だ。

昔の阪神なら、この内のどれか1つを成し遂げた選手がいただけで幸せになったもんである。
打者も投手も、3割または2桁勝利する選手なんて奇跡と言われかねないほど弱かったのだから。
特に今岡と桧山の変貌。暗黒時代には、この2人が3割を打つなんてとても考えられなかった。
打席に立てば三振か外野フライ。今岡のとんでもないやる気のなさ。鳥谷のクールさなぞ比にならない。

とにかく、まだまだ普通に強い事は間違いない阪神。だが、ファンにとっては反則的に強い阪神か、
反則的に弱い阪神が一番好きなのではないかと思う。中途半端が一番阪神に似合わない。