絶望を感じる

2週間前に子供が手足口病に罹った。

1日だけ39度レベルの高熱が出たが、翌日以降はブツブツが出来ていて痛々しかったものの、当人は痛がりもせずケロっとして普通に遊んでいたため、「よくテレビで聞くけど、こんなもんか」と拍子抜けしていた。

 子供がまだ4ヶ月の頃は夕食と風呂は交代制、寝かしつけは嫁さん専任だったが、現在は職場復帰している嫁さんは夕食担当、風呂と寝かしつけは自分が担当。で、風呂から出る時は当然タオルで子供の体を拭いてやるのだが、まだ1歳半で体も小さく、さほどタオルも濡れずに体が拭けてしまうので、新しいタオルを出さずに同じタオルで自分の体も拭くのが半ば習慣化していて、この病気に罹っていた時も例にもれず。今考えればどう考えてもこれがまずかったのだと思う。そのさらに1週間前には子供の風邪をもらって結膜炎になったり、ここ2ヶ月間仕事が多忙で毎日夜中2時ごろまでテレワークで作業したりしていて、相当疲れていたのだと思う。

【2019/06/18~2019/06/24】

子供が6/18に高熱の後、発疹ができる。6/24に手足口病と診断される。

【2019/06/26】

帰宅(子供の風呂、寝かしつけがあるため基本的に定時帰宅)途中、猛烈な寒気。熱を計ったら平熱36.4に対して35.1しかない。が、妙に体が熱っぽい。就寝時、普段付けているエアコンも付けず、長ズボンまで履いて寝ようとしたが、謎の寒気で全く寝れず。

【2019/06/27】

朝になって今度は逆に明らかに高熱でフラフラ。熱を計ると39.0だったが、熱以外症状がなく、仕事も休める状況ではなかったため、薬を飲んで出社。昼頃には普通に戻り、熱のぶり返しもなかったため普通に定時まで仕事したが、帰宅時になると手の甲に一つだけブツブツが発生し、軽く喉が痛くなる。この時点で「あっ・・・」と察し、薬局で下準備。

【2019/06/28】

手のブツブツが次第に増え始め、喉が激痛になりつばも飲めなくなる。それでも熱は下がっていたため仕事へ行くものの、昼過ぎには足が痛くなり始め歩行もろくに出来なくなる。喉の奥には今まで見たことない数の口内炎。たまらず早退するものの徒歩5分の会社最寄り駅まで歩く事すら出来ず、止む無くタクシーで帰宅。夕食は事前に嫁さんに頼んでいたinゼリー2本だけ。それすら全部飲むのに10分も掛かるほど喉は口内炎だらけで激痛。水もまともに飲めず。前日に薬局で下準備していた口内炎の薬「トラフル錠」「トラフルクイックショット」と数ヶ月前に貰っていた「ロキソニン」に頼る。この日は子供の風呂も担当したが、普通のお湯に触れただけで激痛が走り、薄っすら叫びながら子供を風呂に入れた。

【2019/06/29】

手足は相変わらずブツブツだらけで痛く歩行も困難だが、口に関してはトラフルが効いたのか朝の時点で若干改善。その後も「クイックショット」で2時間おきに口内炎を攻撃したのが効いたのか、昼頃にはそうめんが何とか食べられるようになり、夜にはまだ熱いものは無理なものの、普通に飲食できるようになるまで急回復。足については、足裏に熱さまシートを貼った上、100均で買ったカー洗車用スポンジにヘアゴムを巻き付けて履く事で家の中程度ならどうにか移動できるようになったが、外出はさすがにそんなので出歩く訳にいかず、1歳半の子供にすら抜かれる速度でしか歩けない。風呂はさすがに嫁さんに交代してもらった。

現時点でまだまだ治ってはいないものの、新規にブツブツが増える事は無くなり、口(のど)については短期間でほぼ完治したので飲食に制限はなくなったし、足も前述の対策で家の中ならどうにか歩ける。ただ、月曜からの出社はたぶん厳しい。

手足口病さん、もう二度と来ないでください。