病院、行けよ!

7月30日の風呂あがり、歩いていると突然左足に激痛。床を踏みしめるととにかく痛い状況に。シップを貼って寝てみたが、翌朝になっても全く痛みは取れず。ただ全く歩けないほどでは無かったので、結局そのまま仕事に行くことに。が、痛みはどんどん悪化。朝に会社に行く時は痛いながらもそこそこ普通に歩けていたが、会社に着いてしばらくして席を立とうとすると、まともに歩く事自体に激痛を伴う状態に。

さすがに観念し、仕事中に無理を言って抜け出し、整形外科へ行くハメに。社会人になってからこれまで怪我や病気とは無縁で、健康診断以外で病院に行く事なんて、大学時代に足をケガして以来12~3年ぶりの事。まともな歩行が困難に近い状況なので、普通に歩けば10分で着くような距離を20分ほど掛けて移動。信号が変わりそうになっても痛みがひどく、まともに走る事すら出来なかった。

で、レントゲンを撮ってもらった所、骨には異常なし。だが痛む部分とほぼ同じ位置にかなり分厚い魚の目らしき硬い皮があり、それが神経を刺激するほどに大きく成長してしまっているとの事。思い当たる節が無いわけではなかったが、「あ、なんか足の皮、硬くなってる~」程度の認識で、特に痛くも無かったのでここ5年ほど放置していた。今回はそれが静かに成長を続けていたが故に起こった事態だったらしい。

処置としては、普通に魚の目を取るのと同じように「軟膏を貼って3~4日置き、皮をふやかしてからその部分を削り取ります」と言われた。軟膏を貼るためベッドに腰掛けると、何故か看護婦さんが2人も付いて自分の足を指差してあーだこーだ騒ぎ出した。

何でこんぐらいの事で2人も!?と思いつつ反応を見ていると、新人らしき看護婦に先輩の看護婦が軟膏を貼らせようとしていたようだった。なんだ、ヤバい怪我かと思ったけどその程度の話なんだな、という安堵と同時に、あっ、新人にやらすのね・・・。と少し不安になった。ともかく新人らしき看護婦さん「これ・・・ここに貼ったらいいんですか?」と訳も分からぬような顔をしながら、先輩らしき看護婦に言われるがまま、軟膏とガーゼを貼ってくれた。

さらに「軟膏でふやかしている間の対処として、痛み止めの飲み薬も処方します」とも言われた。「足痛いのに飲み薬なの?塗り薬でないの?」と思ったが、処方箋を作ってくれたのでとりあえず近場の薬局へ。処方箋を受け付けるような薬局なんて自分一人では生まれて始めて入ったが、塩田丸男みたいなおじさんが慣れた対応で懇切丁寧に説明してくれた。ロキソニンと胃薬(ロキソニンのみだと胃が荒れる恐れがあるため胃薬を同時に飲むのが良いらしい)を入手。

帰宅後、その薬を飲んでみた。「痛み止め」と聞かされていた手前、今までよりもちょっとは痛みがマシになる、程度のモノなんだろうな・・・と思っていたし、ロキソニンって頭痛の薬じゃ・・・と思っていた所、1時間ほどで足の痛みが完全に消え、普通に歩けるほどまでに回復した。正に「痛み止め」。飲み薬で足の痛みにまで効く、という現実に「最近の薬ってすげえ!」と軽い衝撃を受けた。ともあれ、週末を全く動けず過ごす、という最悪の事態は避けられそうで何より。

久々に病院に行く事態になったが、大した怪我ではなかったようで安心。ただ、12~3年前も足の怪我で、今回も足。どうも自分は足に受難が多いらしい。