予兆か?脱出か?

今年は出向先のスケジュールの関係上、例年よりも仕事始めが遅く、7日からだった。
が、7日は自社に帰り事務処理をするだけ(その上、年始早々社内の業務システムを構成するサーバーがハード的に壊れてしまったらしく、事務処理全くできず)で、午後は半日休暇で家に帰っていたため、実質8日からが仕事始め。

そんな朝の通勤時、カバンのショルダー部分が連結部から突然プツリと切れた。
連結部といっても、紐から出ているのもカバンから出ているのもお互いに金属(ステンレス?銀?)である。布みたいに簡単に切れるようなものではない。まだ繋がっている、切れてない方を見てみると、長年の酷使でお互いが干渉し合っていたのかこちらも相当削れており、いつ破断してもおかしくない状態になっていた。

このカバン、かれこれ使い始めて6~7年になる代物で、かつ会社の先輩からのもらい物でもある。
当時の出向先の仕事でノートパソコンを出張先に持ち運んで仕事する事態になり、当時使っていたカバンは成人式を迎えるに当たって間に合わせで買った、ノートパソコンを入れただけで他のものが入らなくなるほど小さいものだったため、急遽先輩から「安物だし使ってないからあげる」と譲り受けた物。安物というが大容量で、15インチ級のノートパソコンでも軽く入る大判のカバンだったため、出向先の仕事が終わっても重宝して使い続けた。独身社会人時代、それなりに負荷の高い仕事も任されようか、という時期に使い始めたカバン。思い入れは強い。

肩のショルダー部分が使えない状態のカバン(かつ本体部分も相当ヘタっている)では、個人的に通勤時に不便なので、ヨドバシ梅田で早速新しいカバンを物色。またノートパソコンを持って外に出歩かないといけないとも限らないので、最低でも15インチのノートが入るものを30分掛けて選んだ。

新年早々縁起が悪い、と考えるのか、独身時代から引きずっていた闇をこれで断ち切れた、というとんでもないプラス思考でいくべきか。ともあれこのカバンで、またどんな仕事をこなす事になるのか。修羅場はもうかんべん。1日20時間ほど仕事するような状況は、一生に一度で十分だ。