そっちへ行くのか

小中学校時代の友人(全員独身)らと食事。(自分は家で食事を済ませた後なので、ドリンクバーのコーヒーをひたすら飲んでた)
普段ならお盆休みの時期に集まるのだが、自分は盆休みが取れなかった上、嫁さんの母方の祖母が亡くなった関係上、精神的に不安定な嫁さんを一人きりにすべき状況ではなかったため、お盆は不参加。それでも、何とかみんな無理に時間を空けてくれて、今日の日を設けてくれた。ありがたい。

話題は、9日~11日に控えている2泊3日の旅行。ただ、自分は不参加なので、およそ関係の無い話題。
不参加の理由は「金」。移動費・宿泊費だけで、月々の小遣い的に非常に厳しい額が要求されるため、不参加となった。移動・宿泊費だけなら出せない事もないのだが、そうなるとおみやげを買う金もろくに無いし、旅行後は給料日まで缶コーヒーすら買うのも厳しい額しか使えなくなる。せめて日帰りならなんとか参加できたのだが。

そんな自分を尻目に、万単位の金を軽々と目の前で行き交わせる友人。それを「うわぁ、いっぱい金使うんやねぇ・・・」とどこか一歩引いて傍観している自分。完全に別世界の人間を見ている感じで、劣等感は覚えなかった。お互いの姿は見えているが、流れていく方向がまるで違うような、“壁”ではなく“間仕切り”がある感じ。

現時点で自分の友人の中で既婚者は少数派どころか、希少価値すら付くほど。早く、自分と同じ流れになる人が増えないか。