気が付いたら、サイトの開設記念日まで残り1ヶ月切ってた。
・・・で?だから何?
もはや、それ以上の感情は沸き起こらない。その傾向は年々ひどくなり、今年は今日改めて思い直すまで普通に気が付かなかった。いやでも、まだ気づいてる方か。一応説明すると、今年の9月23日でBASELESS PAGE.は開設から13周年になる模様。とうとう中学生になってしまったか。果たしてこの子、きちんと成人してくれるんだろうか。
開設時17歳と当時(1998年)の個人サイトの管理人としてはそこそこ若い部類だったので、13年という数字を考え直しても、「そんな長いことやってるっけ?」という感覚がある。ただ、かつてのテキスト企画「キャピ子もうちょこっとだけ」を始めたのがもう10年前、と思い直すと、「あぁ・・・そんな昔から・・・」と思うのはなぜだろうか。
3over1に触発されて始めた「デフォルト選手データ」を除くと、自分のサイトのオリジナルコンテンツでは、なんだかんだで一番長く続いたし、開設当時はサイト管理人としては一番やりたいのがテキスト系の企画だったし、ほんの一時期だけだが、他のサイトを触発させた事もあったから、無意識の内に思い入れがあったりするんだろうか。
今も文章を書くのは好きだが、「キャピ子」である程度自分が出来るテキスト系コンテンツの限界が見えたので、今更新しいテキスト系コンテンツを注力してやってみようとはもう思わない。自分は文字の中では「ひけらかせたがり」なので、読み手にとっては入りやすい無意味、脱力、夢といった文章は強く意識しないと書けないし、なおかつそこにもある一定の“起承転結”が入っていないと自分は嫌。それも、「頭からおしりまでたっぷりアンコの詰まった」感じが理想なので、そういった文章を目指そうと思うと単純に労力も要る。それを実現させようと5年近く続けたのが「キャピ子」だった。
ただ最近、年を追うごとに現実世界の生活が慌しくなり、サイトの更新に労力を割く時間と気力が無くなり、コンテンツ作りに意気込む機会もたまにしか訪れなくなってきた。そういう意味では悲しいが、今後は誰がやっても一定の品質さえあれば人が見ようと思うコンテンツを追求したほうが総合的には楽だと思う。10年前の自分にすれば今の自分は「ありえないおっさん」なんだろうが。