日曜なんでしょう

福岡に転勤(会社は全く別)していた、かつての競馬仲間であり高校時代からの友人であるM氏が、3年を経て神戸に舞い戻ってくる運びになった。最近車を購入したようで、ドライブにハマっているらしく、帰ってきて間もない体ながらも「日曜どっか行かね?」と誘ってきたので、行く事にした。

特にこれといった目的は無かったが、「一度も行った事ない」という見解が一致した場所である「明石海峡大橋」にとりあえず行く事になった。淡路島自体には、小学4年(1991年)に良く分からない民宿に泊まった時と、両親離婚直後で微妙な空気だった中学1年(1994年)に上陸した経験があるものの、当時は橋など架かっておらず、フェリーでの上陸だった。今回、橋での初渡航となる。
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雲一つ無い晴天。圧倒的なスケールの橋桁を越え、5分もしないうちに淡路島へ到着。

着いたものの、全く目的が無いのでとりあえず適当に車で走ってみる事に。すると「兵庫県淡路島公園」という看板が見えてきた。「おっ、ここ良さそう。行こか!」と、これまたノープランで突入してみた。

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見事に桜が満開だった。その割に、山頂なせいか花見客はまばらだったので、非常に静かだった。思わぬ穴場スポット発見か。

男同士の旅は切り替えが早い。ささっと見た所ですぐ公園を後にし、近場にあった浜辺へ。
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白良浜とまではいかないものの、思っていたよりも水はキレイな方。ただ、砂浜にはゴミやらワカメ、そしてなぜかシャワーヘッドが落ちていたりと、「いかにも」な状態だった。そして、砂浜の少し遠くに目をやると、乗馬クラブか何かなのか、馬に乗った人がいた。砂浜に馬という組み合わせは、シーンとしてはありそうでも実際にはあんまり見る機会が無いように思える。

そして、砂浜を後にしようとしたとき、急にM氏が車を停車させた。「あれを撮っとかんと」と言う。「あれ」とは。

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こういうしょうもない事で盛り上がれるのも、醍醐味の一つ。

早くも夕刻が迫ってきており、お互いに翌日は仕事なので、このあたりで神戸に引き返すことにした。

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その前に「道の駅あわじ」に立ち寄り、橋桁のちょうど真下に潜り込む格好になる。

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改めて見ると、圧倒的な大きさの建造物。どうやって作ったんだろう、という疑問と、地震がまた起きた時に本当に大丈夫なのか?という不安も少し感じる。その時、明石淡路フェリーが横を通り過ぎた。明石市中心部~淡路のルートは橋を差し置いてフェリーが最短ルートとなり、需要はあるらしい。

・・・と、行き当たりばったりで駆け足気味だった割には、だいぶ楽しめた淡路島の旅。
今回攻略したのは、島の北側1/3ほどでしかない。小さいと思っていたが、淡路島は意外に広い。