静かなカウントダウン

自分が一人暮らしを始めたのは、大学に入学した2000年4月6日だった。

当初はどうなる事かと思っていた一人暮らし生活も、1~2ヶ月で「楽しい!」と思えるようになり、だいぶ遠回りはしたものの、留年せずに卒業も就職もして、社会に溶け込んで、今年4月であっという間に丸10年が経とうとしている。

大学生活の楽しさがピークに達していた大学2年の頃(2001年)から既に、「自分は数年後、ちゃんと社会に出られて、自分一人で生活できるだけ稼げるようになるのか!? そんなもん絶対に無理だって!?」という確信に近いような不安が拭えなかったのだが、様々な人の支えもあって、どうにかその不安を払拭する事ができた。

動くべき時にちゃんと動いてれば、なんとかなるもんだ。